海城の算数は、例年、大問6問で構成されています。
大問1は、様々な分野からの小問群。大問2からは、それぞれテーマのある応用問題となっています。
「平面図形」「立体図形」重視の出題になっています。
これに、「速さ」「割合」「場合の数」が続きます。
近年、難化傾向にあります。
特に、図形問題は、「平面図形」「立体図形」ともに、海城独自のよく練られた難問が出題されます。
難しさの原因はどこにあるのでしょうか?
平面図形については、
など、盲点をついた出題が多い点が挙げられます。
立体図形については、
など、発展的な問題が多い点が挙げられます。
第1回、第2回とも、合格者平均点は120点満点中、80点前後です。
ただし、問題の難度は、第2回の方がかなり高めです。
受験生のレベルが、第1回と第2回とで、かなり開いているようです。
そこで、対策も、両者を分けて考える必要があります。
まずは、中学受験・算数の定番問題について、まんべんなくマスターすることが最低条件となります。
これだけでも、合格最低点に何とかすべりこめるかもしれません。
ただ、安定感を持たせるために、「平面図形」「立体切断」「場合の数」について、高度な問題にも、ある程度、取り組んでおきましょう。
中学受験・算数の定番問題をすべてマスターするだけでは、不十分です。
御三家と同等レベルの思考力が必要です。
特に、「平面図形」「立体切断」「場合の数」については、最高レベルの難問にじっくり向き合う勉強が必要です。
それでも、難問を解き切るのは難しいでしょう。
大問が小問3問で構成されている場合、(1)(2)を取れば、(3)を捨てても、80点ペースには乗ります。
(1)だけしか取れなくても、大問1の小問で補えば、何とかなるかもしれません。
このような、時間内の得点を最大にするゲームセンスも磨いておきましょう。
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