大妻中野 算数 対策 2023年


目次
「傾向」 
1、概要
(1)出題分野
(2)難易度
2、各論(大問1~5)
「対策」

傾向(第1回)

1、概要

(1)出題分野

 

「計算」「統計」「点の移動」を中心に出題されています。

 

他には、「速さ」「割合」「平面図形」「数の性質」などの一行題が出題されています。

 

(2)難易度

 

前半は基本問題、後半は標準~応用問題で構成されています。

 

出題分野&難易度マップを掲載いたします。(難易度はレッツ算数教室の分析によります)

 

Aが最も易しく、BCDの順に難しくなっていきます。

   出題分野&難易度マップ
大問1    
(1) 計算 A
(2) 計算 A
(3) 計算 A
(4) 計算 A
(5) 計算 A
(6) 単位換算 B
大問2    
(1) 数の性質 B
(2) 割合・売買算 B
(3) 差集め算 B
(4) 速さ B
(5) 割合・濃さ B
(6) 平面図形・比 B
大問3    
(1) 統計 B
(2) 統計 C
(3) 統計 D
大問4    
(1) 点の移動 B
(2) 点の移動 C
(3) 点の移動 B
(4) 点の移動 D

それでは順に見ていきましょう。

各論(大問1~4)


大問1「計算・単位換算」

 

ウオーミングアップ問題です。

 

(2)は、分配法則を利用します。

 

(6)は、すべて秒に直して計算しましょう。


大問2

 

すべて基本問題です。

 

(1)は素因数分解

 

2023=7×17×17なので、17(答え)

 

(3)は140÷(80-60)=7より、みかんが7個多いことがわかります。

 

和差算で(15+7)÷2=11個(答え)


大問3「統計」

 

(2)

 

太郎君と花子さんの平均点は、表より2.5点。

 

太郎君と花子さんの合計点は2.5×2=5点

 

最頻値を4にするには、花子さん4点、太郎君1点(答え)

 

(3)

 

点数を低い順に並べると

  • 34 45 50 62 73 81 90

中野さんが加わると、8人(偶数人)

 

中野さんの点数を□点とすると、中央値は、中央にある2つの値の平均値なので、

 

(□+62)÷2=60

 

よって、□点=58点(答え)


大問4「点の移動」

 

(1)は基本問題

 

(2)は、長方形全体から、外側の直角三角形3個の面積を引いて求めます。

 

「共通底辺」18cmを利用する裏技もあります。

 

(3)は、1周分の追いつき算

 

(4)は、難しい問題です。

 

まず、点Pが2回目の辺BC上を動いているとき、三角形APDの面積は100㎠で、時間は14~18秒後

 

よって、三角形AQDの面積は60㎠

 

14秒後、点Qは辺BC上。

18秒後、点Qは辺CD上。

 

よって、点Qが辺CD上のどこかにいるときです。

 

60×2÷20=6cm……DQ

 

10+20+10-6=34cm

 

34÷2=17秒後(答え)


対策(第1回)

近年、統計の問題を出題する学校が増えています。

 

大問3「統計」も、その流れを汲むもので、なかなかの良問です。

 

基本的な問題で、しかも、問題文にていねいな説明がついているので、それを読んでその通りに解けばよいのですが、慣れていないと戸惑うかもしれません。

 

説明のどの部分が、解法のどの部分にに関係しているか、しっかりたどって、マスターしておきましょう。



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