目次 |
「傾向」 |
1、概要 |
(1)出題分野 |
(2)難易度 |
2、各論(大問1~5) |
「対策」 |
(1)出題分野
「計算」「統計」「点の移動」を中心に出題されています。
他には、「速さ」「割合」「平面図形」「数の性質」などの一行題が出題されています。
(2)難易度
前半は基本問題、後半は標準~応用問題で構成されています。
出題分野&難易度マップを掲載いたします。(難易度はレッツ算数教室の分析によります)
Aが最も易しく、BCDの順に難しくなっていきます。
出題分野&難易度マップ | ||
大問1 | ||
(1) | 計算 | A |
(2) | 計算 | A |
(3) | 計算 | A |
(4) | 計算 | A |
(5) | 計算 | A |
(6) | 単位換算 | B |
大問2 | ||
(1) | 数の性質 | B |
(2) | 割合・売買算 | B |
(3) | 差集め算 | B |
(4) | 速さ | B |
(5) | 割合・濃さ | B |
(6) | 平面図形・比 | B |
大問3 | ||
(1) | 統計 | B |
(2) | 統計 | C |
(3) | 統計 | D |
大問4 | ||
(1) | 点の移動 | B |
(2) | 点の移動 | C |
(3) | 点の移動 | B |
(4) | 点の移動 | D |
それでは順に見ていきましょう。
大問1「計算・単位換算」
ウオーミングアップ問題です。
(2)は、分配法則を利用します。
(6)は、すべて秒に直して計算しましょう。
大問2
すべて基本問題です。
(1)は素因数分解
2023=7×17×17なので、17(答え)
(3)は140÷(80-60)=7より、みかんが7個多いことがわかります。
和差算で(15+7)÷2=11個(答え)
大問3「統計」
(2)
太郎君と花子さんの平均点は、表より2.5点。
太郎君と花子さんの合計点は2.5×2=5点
最頻値を4にするには、花子さん4点、太郎君1点(答え)
(3)
点数を低い順に並べると
中野さんが加わると、8人(偶数人)
中野さんの点数を□点とすると、中央値は、中央にある2つの値の平均値なので、
(□+62)÷2=60
よって、□点=58点(答え)
大問4「点の移動」
(1)は基本問題
(2)は、長方形全体から、外側の直角三角形3個の面積を引いて求めます。
「共通底辺」18cmを利用する裏技もあります。
(3)は、1周分の追いつき算
(4)は、難しい問題です。
まず、点Pが2回目の辺BC上を動いているとき、三角形APDの面積は100㎠で、時間は14~18秒後
よって、三角形AQDの面積は60㎠
14秒後、点Qは辺BC上。
18秒後、点Qは辺CD上。
よって、点Qが辺CD上のどこかにいるときです。
60×2÷20=6cm……DQ
10+20+10-6=34cm
34÷2=17秒後(答え)
近年、統計の問題を出題する学校が増えています。
大問3「統計」も、その流れを汲むもので、なかなかの良問です。
基本的な問題で、しかも、問題文にていねいな説明がついているので、それを読んでその通りに解けばよいのですが、慣れていないと戸惑うかもしれません。
説明のどの部分が、解法のどの部分にに関係しているか、しっかりたどって、マスターしておきましょう。