目次 |
「傾向」 |
1、概要 |
(1)出題分野 |
(2)難易度 |
2、各論(大問1~10) |
「対策」 |
(1)出題分野
「割合」「平面図形」「速さ」中心に出題されています。
「集合」が2年連続で出題されました。
(2)難易度
基本~標準問題中心に出題されています。
最後の大問10「ニュートン算」は、難しくなっています。
出題分野&難易度マップを掲載いたします。(難易度はレッツ算数教室の分析によります)
Aが最も易しく、BCDEの順に難しくなっていきます。
出題分野&難易度マップ | ||
大問1 | ||
(1) | 計算 | A |
(2) | 計算 | A |
大問2 | ||
(1) | 約束記号 | B |
(2) | 約束記号 | D |
大問3 | ||
(1) | 集合・割合 | C |
(2) | 集合・割合 | C |
大問4 | ||
(1) | 速さ・比 | B |
(2) | 速さ・比 | C |
大問5 | ||
(1) | 割合 | B |
(2) | 割合 | C |
大問6 | ||
(1) | 平面図形 | B |
(2) | 平面図形 | B |
大問7 | ||
(1) | 平面図形 | B |
(2) | 平面図形 | C |
大問8 | ||
(1) | 速さ・比 | C |
(2) | 速さ・比 | C |
大問9 | ||
(1) | 立体図形 | B |
(2) | 立体図形 | C |
大問10 | ||
(1) | ニュートン算 | C |
(2) | ニュートン算 | E |
それでは順に見ていきましょう。
大問1「計算」
ウオーミングアップ問題です。
(1)は17で分配法則が利用できます。
大問2「約束記号」
(2)は、「Bが大きい」→「Aが小さい」ことから、A=1、2……と入れていけばOKです。
大問3「集合・割合」
2年続けて集合の出題です。
ベン図をかきましょう。
大問4「速さ・比」
速さの比が8:7→時間の比は7:8
差の1が8分
よって、12kmの道のりを
です。
(2)は典型的な「コの字の旅人算」
大問5「割合」
円グラフの基本問題です。
大問6「平面図形」
おうぎ形の半径は、大きい順に、16、10、6、4、2cmです。
大問7「平面図形」
直角三角形の、直角以外の角の大きさを○×として、次々と書き込んでいきましょう。
相似の三角形が5個できます。
3辺の長さの比は、すべて3:4:5
大問8「速さ・比」
バスAが1往復半する間に、バスBは1往復します。
停車時間は等しいので、移動時間も等しく、速さの比はA:B=3:2
差の1が14km/時
よって、
A速=42km/時
B速=28km/時
です。
(2)は典型的な「コの字の旅人算」です
大問9「立体図形」
容器に水を入れていますが、実質的には、「立体切断」の問題です。
2つの直角三角形は相似で、相似比は6cm:4cm=3:2
(2)の「三角すい台の体積」は、延長線で巨大な三角すいを作って求めます。
大問10「ニュートン算」
(1)
(332-182)÷(13:20-13:05)=10人/分……受付2つで1分間に減る人数
182÷(13:27-13:20)=26人/分……受付4つで1分間に減る人数
(26-10)÷(4-2)=8人/分(答え)
(2)
182+7分で加わった人数-32×7=0
7分で加わった人数=42人
42÷7=6人/分……1分間で加わった人数
もともとの人数+5分で加わった人数-5分で対応した人数=332人
もともとの人数+30-40=332
もともとの人数=342人(答え)
・「速さ」「割合」「平面図形」「立体図形」「集合」の基本~標準問題を集中的に網羅すると、合格が見えてくるでしょう。
・「速さ」では、「コの字の旅人算」がくり返し出題されています。
・「割合」は、「円グラフの読み取り」が頻出。
・「集合」は、2年連続で、「ベン図」を描くと有効な問題です。