芝中は、算数の合格者平均点と受験者平均点の差が15点前後開いています。
他教科が5~10点前後であるのに比べ、圧倒的です。
芝中の合否は、算数で決まります。
大問数が多く、はば広い分野から出題されています。
その中でも、近年は、「平面図形」「グラフ読み取り(速さ・注水)」「場合の数」が頻出です。
また、以前は、計算問題で、とにかく計算量の多い問題が出題されていましたが、近年は、「計算の工夫」が目を引きます。
工夫次第で、計算量をかなり減らせるようになりました。
難化傾向にあります。
特に、「平面図形」と「グラフ読み取り」が複雑化しています。
「グラフ読み取り」は、縦軸が「相対距離」を表す難しい問題が出題されています。
芝中は、有数の進学校でありながら、人間教育との両立も重視している学校なので、入試問題も過度に難化しないよう、一定の配慮がなされていると思われます。
全体的には、中学受験・算数として標準レベルの問題が出題されています。
よって、塾のテキストで、定番問題をマスターすれば、合格に大きく近づくことができます。
その上で、難問対策もある程度は取り入れましょう。
「平面図形」の難問対策
といった点に、特色があります。
これらのアイデアを使う問題を解くことによって、芝中の図形問題にも強くなるでしょう。
「グラフ読み取り」の難問対策
縦軸が「相対距離」を表すグラフは、難関校の間で流行しています。
ところが、芝中では、この「相対距離」がさらに発展し、「2点P、Q間の最短経路」が出題されています。
よって、「最短経路」対策も必要になります。
たとえば、円周上の2点の最短経路が、はじめのうちは、円周上を時計回りに進む場合だったとします。
ところが、2点が離れるにつれ、今度は逆向きに反時計回りに進む方が、近くなります。
これらの様子を、進行グラフから読み取る練習が必要になります。
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