目次 |
「傾向」 |
1、概要 |
(1)出題分野 |
(2)難易度 |
2、各論(大問1~5) |
「対策」 |
(1)出題分野
「速さ」「割合」「平面図形」「立体図形」中心に、オーソドックスな出題です。
(2)難易度
基本~標準レベルの問題が中心ですが、一部、難問も出題されています。
出題分野&難易度マップを掲載いたします。(難易度はレッツ算数教室の分析によります)
Aが最も易しく、BCDEの順に難しくなっていきます。
出題分野&難易度マップ | ||
大問1 | ||
(1) | 計算 | A |
(2) | 計算 | A |
(3) | 平均算 | B |
(4) | 速さ | B |
(5) | 割合・売買算 | C |
(6) | 差集め算 | B |
大問2 | ||
(1) | 速さ・流水算 | B |
(2) | 速さ・流水算 | B |
(3) | 速さ・流水算 | C |
大問3 | ||
(1) | 割合・濃さ | B |
(2) | 割合・濃さ | B |
(3) | 割合・濃さ | E |
大問4 | ||
(1) | 平面図形 | C |
(2) | 平面図形 | C |
(3) | 平面図形 | B |
大問5 | ||
(1) | 立体図形・水そうおもり | B |
(2) | 立体図形・水そうおもり | B |
(3) | 立体図形・水そうおもり | C |
それでは順に見ていきましょう。
大問1(1)(2)「計算」
ウオーミングアップ問題です。
大問1(3)「平均算」
A | B | C | D | E | ||
(1) | ○ | ○ | ○ | ○ | 312 | |
(2) | ○ | ○ | ○ | ○ | 320 | |
(3) | ○ | ○ | ○ | 237 | ||
(4) | ○ | ○ | 154 |
大問1(4)~(6)
基本~標準レベルの問題です。
(5)では、1個あたりの仕入れ値を①とおくとよいでしょう。
大問2「速さ・流水算」
21分:90分=7:30
よって、
と、設定します。
(3)
上りの速さ=14m/分
川の流速=23m/分
よって、9分を14:23に比例配分します。
大問3「割合・濃さ」
(1)(2)は基本問題
(3)
8%-3%=5%
(5-2)÷2=1.5%
5-1.5:1.5=3.5:1.5=7:3
よって、180:あ=3:7
あ=420(答え)
大問4「平面図形」
(1)
四角形AGFJに注目します。
53=180-角AJF=あ
よって、あ=53度(答え)
(2)
直角三角形CDJに注目します。
(3)は基本問題
大問5「立体図形・水そうおもり」
(1)
底面積900㎠、高さ12cm
(2)
底面積500㎠、高さ10cm
(3)
(1)と(2)の体積の差の分が、底面積300㎠の部分(ドーナツ状の部分)に残っています。
本年度も、基本~標準レベルの問題をマスターしてあれば、理論面では十分合格ラインに達します。
ただし、大問2(3)や、大問5のように、計算力を必要とする問題が出題されています。
自分の出した答えの数字に自信が持てるよう、日頃から計算力を高めておきましょう。